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店舗内装に関する質問「店舗設立を考えています。試算の. . .」 | ニッケン産業 株式会社

質問

店舗設立を考えています。
試算のため損益計算書を作りたいです。
店舗保証金:1000万円内装工事費:4000万円 (6年で解消予定)これらの費用は損益計算書にどのように反映すればいいのでしょうか?1.内装工事費:4000万円は6年で償却するとして 初年度4000万円x0.417=1585万円 次年度(4000万円-1585万円)x0.417=934万円 を減価償却費として損益計算書に記入すべきですか?2.保証金1000万円は損益計算書にどのようにかけばいいですか?上記 店舗初期資金 1000万円+4000万円=5000万円 に加え、2か月分の運転資金として 4000万円 計9000万円 借り、 6年間で返済するとしたら、年利3.5%で 均等 金利込み年間 1689万円の支払が必要ですが、これは損益計算書 にどのようにあらわせばいいですか?よろしくお願いします。

投稿日時:2008/9/14 15:36

質問

損益計算書は収益(売上等)と費用・損失を記載するものですので、支払いしたけど全額そっくり返ってくるものとか、借りた金額を返済する借入金などは損益計算書には載りません。
お金関係は資金繰りのために大事なので、損益計算書を作成したら、それをもとに資金繰りの見込みもたてます。
内装工事はどんな工事かによって資産計上の科目や減価償却の耐用年数が変わってきます。
建物の場合定率法は使えない等の制約があります。
ただ今は損益試算なので、費用を多めに計上する質問の計算方法でいいと思います。
保証金については、大家に払うものでしょうか。
敷金や保証金は、賃貸借契約書で退去時に返ってくるとしている部分は敷金や保証金の科目名で資産計上します。
ですので損益計算書には載りません。
差し入れた金額の目減りがないので、貸付金と同じようなものです。
ただし、返ってこない礼金の性質を持つものや不動産屋への仲介手数料は、費用にします。
私の会社では税務上繰延資産、会計上の科目は長期前払費用として、賃貸借契約年数(ただし最大5年)で毎月均等按分して償却していました。
また敷金保証金のうち敷引(賃貸借契約上、退去時に大家が取り分として引いてしまう額)がある場合、うちの会社ではこれも賃貸借契約期間にわたって償却していました。
返済のための年間支払の計画は、試算した損益計算書をもとにキャッシュフロー(資金繰り)の表を作成して見通しを立てます。
主な項目は、キャッシュの増加分は売上金です。
減少分は仕入代金、人件費、その他の経費(損益計算書上の販管費のうち人件費以外の経費)、従業員の社会保険料、税金、そして借入金の返済額です。
とてもおおざっぱにいえば、損益計算書の営業利益に減価償却費と借入金返済額を足した金額がおおまかなキャッシュフローです。
さらにここからいくらかの税金が引かれます(赤字と黒字で変わります)。
損益計算書の試算は月別に立てていった方が資金繰りの見通しが立てやすくなります。
そのためには実績数値の集計(つまり日々の経理作業)も月次単位で行う必要があります。

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