店舗内装に関する質問「減損処理について、ご教授願いま. . .」 | ニッケン産業 株式会社
減損処理について、ご教授願います。
①減損の兆候として「資産・資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益・キャッシュ・フローが、継続してマイナスとなっているか、あるいは、継続してマイナスとなる見込みであること。
おおむね過去2期で判定することとされています。
」とありますが、おおむね過去2期とあるので、前期と今期のあと2ヶ月も赤字であると見込まれていれば、前期と今期の2期で良いということでよろしいでしょうか。
②おおむね過去2期、営業活動から生ずる損益・キャッシュ・フローが、継続してマイナスとありますが、これは過去24ヶ月連続してマイナスでなくてはいけないということでしょうか。
たまに、単月で黒字があると該当しないということでしょうか。
(年度では連続2期赤字)③店舗が資産グループの単位として、減損の対象は、その店舗のすべての固定資産ということでよろしいでしょうか。
内装等は減損して、什器・備品等は減損しないということは無理ですよね。
当該店舗が閉店した場合、什器・備品等を他の店舗で使用したい場合は、減損後の簿価で他の店舗に移動させるということになりますか。
よろしくお願いいたします。
投稿日時:2011/1/29 1:47
実務上はさまざまな解釈がなされており、”2期”を”1年間×2”や”1ヶ月×24”、はたまた、”前期+当上期”(18ヶ月)などという実務もあります。
御社が公認会計士の監査を受けているのであれば、そのご意見を参考にしたら良いと思います。
一般的によくなされる解釈(その会計士の方がこのように解釈されるかどうかは分かりませんが)は、①前期と今期が赤字(実績)&来期が赤字(見込)、の場合に該当します。
前期が黒字であれば、これには該当しないと考えられます。
例えば2011年3月決算であれば、2010年3月期と2011年3月期の実績が赤字、2012年3月期が赤字見込ならば、この要件に該当します。
②通常は年度で考えますので、前期12ヶ月で赤字&今期12ヶ月で赤字、の場合に該当します。
例えば前述の例の場合、2009年4月1日から2010年3月31日までの累計損益が赤字で、かつ、2010年4月1日から2011年3月31日までの累計損益が赤字の場合に該当します。
③全ての有形・無形固定資産です。
ソフトウェア等の無形固定資産があればそれも含みます。
敷金等は含みません。
ただし、他店舗で転用する固定資産がある場合、店舗全体の資産とは別枠で考えることもあります。
お役に立ちましたでしょうか?
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