12.5万キロくらいは、車にとってはまだ序の口です。
ただし走行距離だけで車を語ることはできません。
同じ12.5万キロでも、3年でそこまで走破した車と、20年かかって走破した車では当然違います。
どのような環境で使われたのかが一番重要で、走行距離は二の次だと思ってもいいかもしれません。
しかし年式も分からなければ、何とも言えないでしょう。
Z32やZ31であれば注意が必要でしょうが、Z33であれば、比較的短時間で距離だけ多く走った可能性もありますので、まだ程度はいいかもしれませんね。
いずれにしましても走行距離が伸びれば、それだけ各部の部品は消耗します。
金属は削れますし、ゴムは硬化します。
そういった部分をきちんと交換など手入れをしてきたかどうか、これからそういった部分に手を入れていけるかどうかで大きく違ってくるでしょう。
例えばわかりやすいところで言えばタイヤですが、減ってきて溝が浅くなってきます。
ブレーキパッド、ディスクも減ってきます。
エンジンではタイミングベルトは要交換でしょうし、クラッチもプレートとベアリングは交換でしょう。
最低でもここらあたりがどこまで行われてきている車かが重要だと思います。
全く行われていなければ、最低でも購入後はやめに数十万ほどかけて交換をすべきだと思います。
2年もてばいいというのも、その2年間をどのように使ってどのように保管されるのかによります。
ある意味2年はすぐですから何もしなくても大丈夫かもしれません。
2年限定で考えて、それまでに壊れたら買い替えればいいくらいに考えているのであれば、何もしなくても大丈夫かもしれません。
あとは不具合に気づくだけの経験や能力があなたにおありかどうかですね。
よく路上で深刻な故障にあって立ち往生してしまう車がありますが、ああいったのはたいていこういった能力に多少欠けている方が運転していた可能性が高いと思います。
車は機械ですから、全く予兆がない状態で突然停止することはまずありえません。
そういった能力があれば、ある程度故障を予見して直せます。
サッパリ分からないのであれば、あまりそういった車には手を出さない方が良いかと思います。